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はいっ、こんにちは!らぶあんどぴーすです。
こちらのコーナーでは、「流行り」をテーマに食べ物であったり、場所、時事ネタなどの様々なジャンルネタを紹介していこうと思います。「~あるある~」始まりのブログ記事の寄り道的な感じ(?)のブログとなってます。
今日は前回の続編として「時代による初任給の年代別推移」についてのお話をしようと思います。
時代とその背景により、給料はどのような動きを見せているのかご一緒に見ていきましょう。
1980年から2025年の新卒社員平均初任給の推移
新卒社員の初任給は、1980年から2025年の間に大きな変化を遂げてきました。この期間を5年ごとに区切り、各時期の初任給の推移とその背景を解説します。
1980年 - 1985年
初任給の状況
1980年の大卒初任給は約15万円でしたが、1985年には約20万円に達しました。
背景
この時期は日本の経済がバブル経済に向かって成長していたため、企業は人材確保のために初任給を引き上げる傾向がありました。また、労働力不足が影響し、特に優秀な人材を求める企業が多かったことが要因です。
1986年 - 1990年
初任給の状況
1990年には大卒初任給が約22万円に上昇しました。
背景
バブル経済の絶頂期であり、企業は積極的に採用を行い、初任給を引き上げることで優秀な人材を確保しようとしました。しかし、経済の過熱が後にバブル崩壊を招くことになります。
1991年 - 1995年
初任給の状況
バブル崩壊後、初任給は横ばいまたは微減傾向にあり、1995年には約21万円程度でした。
背景
経済の低迷とともに企業は採用を控え、初任給の引き上げが難しくなりました。特に中小企業では人材確保が困難になり、賃金の引き上げが抑制されました。
1996年 - 2000年
初任給の状況
2000年には大卒初任給が約22万円に戻りました。
背景
経済が徐々に回復し始めたものの、依然として厳しい雇用環境が続いていました。企業は新卒採用を再開し始めましたが、賃金の上昇は緩やかでした。
2001年 - 2005年
初任給の状況
2005年には約23万円に上昇しました。
背景
労働市場が改善し、企業の業績も回復したため、初任給の引き上げが進みました。また、少子化の影響で若手人材の確保が重要視されるようになりました。
2006年 - 2010年
初任給の状況
2010年には約24万円に達しました。
背景
世界的な金融危機の影響を受けつつも、日本国内では人手不足が顕在化し、企業は初任給を引き上げる必要に迫られました。特にITや医療分野での人材需要が高まりました。
2011年 - 2015年
初任給の状況
2015年には約25万円に上昇しました。
背景
アベノミクスによる経済政策が効果を見せ始め、企業の業績が改善。人材確保競争が激化し、初任給の引き上げが進みました。
2016年 - 2020年
初任給の状況
2020年には約26万円に達しました。
背景
新型コロナウイルスの影響で一時的に雇用が不安定になったものの、デジタル化の進展によりIT関連職の需要が急増。企業は優秀な人材を確保するために初任給を引き上げる傾向が続きました。
2021年 - 2025年
初任給の状況
2025年には平均初任給が約27万円に達する見込みです。
背景
物価上昇や生活費の増加に伴い、企業は初任給を引き上げる必要性を感じています。特に、ITや金融業界では高い初任給が提示されており、他業界もこれに追随する形で賃金を引き上げています。
このように、1980年から2025年にかけて新卒社員の初任給は、経済状況や労働市場の変化に応じて変動してきました。特に、少子化や物価上昇が賃金に与える影響は今後も注視されるべき重要な要素です。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日は「時代による初任給の年代別推移」についてのお話をしました。
経済状況のみならず、やはり「人材不足」がキーワードに給料の動向が見られました。今後ともこのキーワードが解説されない限りはもうしばらくは「給料アップ」も継続的な話になるのではないでしょうか?
では次回また乞うご期待下さい。
それでは、また次回お会いしましょう。
お困りなこと、質問などがあれば
私らぶあんどぴーすが
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